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うつ病になる前に人に頼って(2)

うつ病になる前に人に頼って(1)
↑の続きです。

心療内科に通い,薬を飲み続けながら仕事を続けていたのですが,
結局根本の問題を解決しない限り,元気になるのは難しかった。

前回も書きましたが,私は昨年から少し環境が変わり忙しい日々を送っていました。
・結婚をし,夫と二人で暮らし始めたこと
・転勤して2年目。2学年の担任を始めたこと
この2つだけなのですが,不器用で人に頼ることが超苦手だった私はなかなか生活リズムを掴むことが出来ずにいました。

やるからにはちゃんとやりたかった

真面目な人ほどうつになりやすい、というのはあながち間違っていないと思います。
これ、自分が真面目ちゃんって言っていることになるのですが、
周りの人たちからそう言われることが多いし、実際そうなんだと思います。

・妻として,夫を支えたい。料理は身体に良いものを作りたい。
・英語教員として授業は面白く作りたい。
・担任として生徒のサポートをしたい。
・部活動の顧問として,生徒の部活動運営をサポートしたい。

どれも実現したい。理想が高く,それが出来ないとひどく落ち込みました。
これらを実現するためには,時間を考えると一人ではできっこないですよね。
例えば,部活動。拘束時間が長く,副顧問にお願いする曜日を決めればよかったのですが,結局他の仕事があって帰宅時間が部活動終了時刻を過ぎてしまうためお願いしずらくなってしまいました。
他には,前任校で教頭とトラブルがあったことのトラウマのせいで,上司に何か相談したり仕事をお願いするくらいなら自分でやったほうが楽だと思ってしまっていました。
家事については,しっかり役割は決めていませんでしたが,夫と助け合いながら何とかやっていました。しかし,夜中にコインランドリーにいって洗濯物を片付けたり,夕食が遅い時間になったりするのはお互い体力的にしんどかったです。

職場で,人間関係に何か問題があったわけではありません。
冗談を言い合える歳の近い同僚はいましたし,教科では授業について話し合ったり相談しあう雰囲気がありました。
ただ、自分の悩みを打ち明けることが出来ませんでした。
今思えばなぜもっと早く誰かに頼らなかったのか,結構後悔しています。

限界

仕事も私生活にも満足いかず,ただ忙しい日々が過ぎていく。
私に必要だったのは、
・「出来ない自分」を許してあげること
・誰かに頼ること
でした。
それが出来ないまま月日だけが流れ,結局1月の半ばに休職を決めました。

「3月末まで休んだほうがいい」

お医者さんにそう言われた時は,驚きと落胆が入り混じった,複雑な感情でいっぱいでした。
約2か月半も休むなんて何をすればいいのか。
職場になんて言えばいいのか。
不安でいっぱいでしたが,恐る恐る職場に電話をかけ,管理職に事情を説明したら,返ってきたのは,

「今はゆっくり休んで。仕事のことは大丈夫だから」

という優しい言葉でした。私はなぜ一人で抱えてしまっていたのか,この時もかなり後悔しました。

「休む」ことは実は難しい

仕事を休み始めて,私がやることは,
「頑張らない」「やりたくないことはやらない」「休む」
ことでした。
けれど,それが簡単にいかない。
何もしていない自分を責め始めちゃうんですよね。最初の1か月は自己嫌悪に陥って症状が良くなるどころか悪かったです。
・仕事は大丈夫だろうか
・家にいるのだから家事をしっかりやらなきゃ
・休んでいるのだし勉強しよう
そうやって「忙しい自分」を作っていた。忙しい日々から解放されたはずなのに。人間って不思議ですよね。そう簡単に環境を変えられない。

夫はそんな私を結構叱ってました(笑)
「誰も料理を毎日作れとなんて頼んでいない。作りたいときに作れ」
「仕事のことを考えてもいいけれど,今やることは休むこと」
「馬鹿野郎。いいんだよ、何もしなくて」
でもこれらの言葉に救われていました。

頼ることは勇気が要る

休んで2か月ほど経ってやっと休むことに慣れました。
仕事も最後まで同僚にお願いしました。
退職前,職場に行った時は緊張しましたし,同僚と話をするのは嫌でした。
心がけたのは,「すいません」という言葉を使わず「感謝」を伝えること。
そして,自分がいなかった期間のことは聞かないこと。
お互いがカタチだけでも気持ちよく終われるようにしたかったからです。
たっくさん迷惑をかけたと思います。生徒にも同じです。
しかし,謝ったところで,後悔したところで,自分に出来ることは何もないからです。
突然休み始めて,色々言われたとも思います。けれど,それを考えても仕方ない。
後を任せて,私は,教員を退職しました。

うつ病になる前に人に頼って

もし,今教員をやっていて眠れなかったり,仕事を辞めたいと思っている人がいたら,勇気が要るけれど誰かに頼ってほしい。
私の場合,初めは身近にいる夫だった。夫がいなければ病院にも行けなかったし,休職中回復もしなかったと思う。
でも身近にいる誰でもきっと耳を傾けてくれるはずです。同じ職場が難しいと思うのならば,今ではtwitterや教員向けのHP等相談できる場所はたくさんあります。
例えば,


https://senseinote.com/

このサイトは全国の先生たちと繋がって日々の悩みを共有したり,教育関係のイベントを調べたりすることができます。
実名を登録する必要があるので,もしそれに抵抗があるという方はtwitterを利用してみるのもありかと。ただ,公開アカウントにする場合はツイート内容にはくれぐれも用心してくださいね。
人は一人では生きていけません。私はそれを20代最後を迎えてから強く実感しました。私も誰かのためになりたい。そう思ってこの記事を書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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