こんにちは!うさんちゅ(@usanchu72)です!
2018年に世界文化遺産へ登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。
テレビで話題になった時は、夫に懇願してました笑
Natsu
調べてみると、この文化遺産は長崎、熊本、2つの県の島々…など多くの場所に点在しているんですよねぇ( ´−ω−` )
- 限られた時間の中で世界遺産を見たい
- 潜伏キリシタンについて知識を深めたい
- 世界遺産以外の観光地も行ってみたい
そう考えた私たち夫婦は、長崎市内~熊本県天草市の崎津集落までを1泊2日で旅しました。
この旅は、2018年12月に新婚旅行で九州を旅したコースの1つで、レンタカーを借りてのドライブ旅は本当に良い思い出に残りました!
新婚旅行のコースと費用はこちらの記事から↓
この1泊2日の旅をとおして、古くからキリスト教を信仰する地域があることに驚きましたし、小さな国と言えども多くの異なる文化から形成されている国なんだと、改めて実感しました。
教会を訪れた際はまるで日本にいないような感覚でしたよ。
ドライブの途中では、ちょこっと寄り道をしてカフェに行ったり、海岸の綺麗な景色を見ながらゆったりした時間を過ごしたり、非日常を味わえました。
よかったら私たちの旅の様子を読んでいってくださいヾ(*´▽`*)ノ
旅のルートとスケジュールはこんな感じです↓↓
1日目
2日目
崎津集落を訪れた後は、その後の旅のために熊本市内に移動してホテルに宿泊しました。
この記事では、各スポットの写真やおすすめポイントを紹介しています。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産に興味がある方や、天草地方の観光を考えている方にお役に立てたら嬉しいです!
大浦天主堂で潜伏キリシタンの歴史を学ぶ
大浦天主堂は日本に現存する最も古い教会です。
グラバー園のすぐ近くにあり、とても存在感があります(*´꒳`*)
教会前の受付で拝観料を払って教会内へ。教会内は神聖な場所のため撮影禁止でした( ˘ω˘ )
YouTubeに動画がありましたのでネタバレOKであればどうぞ↓
教会から出ると「順路はこちら」の立て札が。
進んでいくと、教会の横にあるこちらの建物が潜伏キリシタンの資料館でした。
潜伏キリシタンがひそかに使っていたマリア像など歴史的価値のあるものが展示されていたり、世界文化遺産に選ばれた理由などの資料がありました。
潜伏キリシタンの歴史を学ぶのに一番わかりやすかったのは、アニメで見る大浦天主堂の歴史。
5分ほどの映像なので、ちょっと休憩もかねて学べるのが助かります。
同じものではありませんが、長崎市が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の動画をYoutubeで公開しているのを見つけました。
ゆっくり資料を見て回ったので1時間くらい見学にかかりました。
お土産ショップには、大浦天主堂オリジナルのポストカードやお菓子が販売されていました。
教会内の写真は撮れないため、ポストカードを買って飾るのもおすすめですね♪
外からの景色だけでも何だか日本じゃないみたいです↓↓
4日目にして初めて観光地らしい観光地、大浦天主堂です pic.twitter.com/ERnKVbB1ap
— ぽち@6/29_展示 (@poti1990) September 18, 2018
- 住所:〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3
- 内観時間:8:00~18:00(受付は15分前に終了)
- 拝観料:大人 1,000円 中高生 400円 小学生 300円
- HP: 公式ホームページ
ちゃんぽん発祥の店 四海樓 (四海楼)でランチ
大浦天主堂からすぐ近くにあるちゃんぽん発祥の店 四海樓!
冬休みだったので、かなり混雑しており恐らく1時間待ちました(;^_^A
待ち時間の間に2階にある「ちゃんぽんミュージアム」も覗きました。んー、特に面白いとは思いませんでした笑
待った甲斐あってとっても美味しいちゃんぽんをいただけました!
ちゃんぽんも皿うどんも1,080円でした♬
- 住所:長崎県長崎市松が枝町4-5
- 営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
- 休日:不定休
- 席数:100席
- HP:公式ホームページ
長崎市内を出て雲仙へ
長崎市内を後にしていざ雲仙へ向かいます!
途中こんな景色も見れました。
開拓途中なのでしょうか?以前夫が来た時には何も無かったと言っていました。
関東ではこうした段々畑のような石を使った畑はあまり見かけないので新鮮でした。
ながーいシュークリーム!? &cofeeでひと休み
雲仙地獄に向かう途中、小さなカフェ&パン屋「&coffee」に立ち寄りました。
美味しそうなパンやお菓子が並んでます( *´艸`)
私たちは長いシュークリームに目が留まり、カフェラテと一緒に購入♬
見てください!この長さ!!!!!!
もはやシュークリームというか、チョコがかかっていないエクレア(笑)
生地はサクサクっとした食感で、カスタードクリームは濃厚でした!
雲仙地獄をお散歩
雲仙地獄に到着です!駐車場は500円。
どこを歩いても湯けむりがあがり硫黄のにおいが立ち込めています。
温泉卵が買える場所もありましたよ!
ここ一帯は雲仙温泉で有名です。雲仙温泉は1300年以上前に見つかったとても古い温泉だそうです。行基という奈良の大仏を立てたお坊さんによってここ雲仙山が開かれたことが、雲仙温泉の始まりと言われています。
夫はこの看板を読んでなぜかツボっていました(笑)
- 住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙
- 営業時間:24時間だけど夜は特にライトアップなど無し
- HP: 雲仙温泉観光協会
口之津温泉 しらはまビーチホテルに宿泊
雲仙を後にし、やっと海が見えてきました!しかもとても美しい夕日(*^^*)
こうして宿に到着!温泉にゆっくり浸かってまた明日に向けて休みました。
しらはまビーチホテルについてはまた別に記事を書く予定です。
- 住所:〒859-2502 南島原市口之津町甲2829-1
- 電話番号:0957-86-3030
- HP: 公式ホームページ
いざ天草へ!
フェリーで移動
口之津港フェリー乗り場から島鉄フェリー鬼池港フェリーターミナルまで移動します。
特に予約もせず、出発30分前に港に向かうとお客さんらしい人は1人もませんでした(笑)
誘導の方らしいおじさんが私たちの車に寄ってきて、停車位置を教えてくれました。
受付で料金を支払い、船を待ちます。
船が到着!車ごとフェリーに乗り込みます!
車を降りて、いざ出発!
晴れていてとても気持ちいいぃ~~~~!!
けどさすがに12月だったので寒くて10分もしないうちに中へ避難しました(笑)
30分程で到着。こんなあっという間に長崎から熊本県天草市に到着できるなんて!
フェリーでの移動はとてもワクワクしました(*´▽`*)
フェリーの料金と時刻表は変動するのでホームページで確認してくださいね。
- 住所:〒859-2502 南島原市口之津町甲2829-1
- 問い合わせ電話番号:0957-62-2231 ( 8:45〜17:30)
- HP: 公式ホームページ
絶景!天草の海はこんなに美しかった!
この美しい景色をみながらのドライブは最高でした!途中車を止めて展望台からゆっくり景色を見ることに。
展望台に猫ちゃん発見!展望台の先に階段があり、海岸近くの岩場まで歩いてみました。
写真じゃ大きさ伝わらないかな・・・・
上の写真の中央あたりに夫が登ってみてこんな感じです↓
てか・・・・危ないから(*_*)!!!!!!!!!
天草の教会・世界遺産
大江教会でクリスマスのミサに遭遇
大江教会は世界遺産に登録された教会ではありません。キリスト教が解禁になっていち早く天草市に建てられた教会の1つです。
丘の上に建つロマネスク様式の大江教会を見ると何だか日本にいないような気がしてきます。
長崎の大浦天主堂は観光地として開放されていましたが、天草の教会は事前に申請をしないと入れませんでした。
教会前まで行くと、中から聖歌を歌う声が。
そういえばこの日はクリスマス。朝からミサが行われていました。
しばらくすると、ミサを終えた人たちが続々と教会内から出てきました。
お年寄りが多かったですが、おばあちゃん、お母さん、お孫さんと3世代で来ている方もいらっしゃいました。
1人のおじいちゃんが私たちを見て、
「お、ちょうどいいところに。メリークリスマスじゃ」
と言って小さな包みをくれました。
どうやらクリスマスなので教会からプレゼントをいただいたみたいです。
貰ったばっかりなのに、それを私たちにくれた、という(笑)
中身は・・・・秘密です(笑)
教会の横には、お墓もありました。
写真は撮るのを遠慮しましたが、目に焼き付けたいと思うものでした。
皆さんが良く見るお墓の上に十字架がついていて、墓石に刻まれた文字は金色でした。
この土地独特のお墓なのかもしれませんね。

形はこれと同じだけど、この上に十字架もついてました。
- 住所:天草市天草町大江1782
- 問い合わせ電話番号:0969-22-2243(天草宝島観光協会)
- HP: 天草宝島観光協会
崎津集落で潜伏キリシタンの文化に触れる
さぁ、いよいよ崎津集落へ到着!!!!!!
集落は本当に小さく、20分もあれば周れる距離でした。とても静かです。
路地を歩くと喫茶店やお土産屋さんがありました。
崎津教会へ。ゴシック式の美しい模様とステンドグラスが特徴的です。
クリスマスだからかわかりませんが、解放されており中を見ることができました。
崎津教会の大きな特徴は、教会内の床が畳敷きなことです。
靴を脱いで教会に入るなんて、これもこの土地独特の文化ですね。
すぐ近くにある崎津諏訪神社へ。
鳥居からは崎津教会は見えます。
この地に住むキリスト教信者の人々は、仏教徒を装いつつここで密かに祈りをささげていたそうです。
参拝する時には「あんめんりうす(アーメン、デウス)」と唱えていたんだとか。
教会と海を撮りたいと思い、少し移動しました。
んー…やっぱりテレビで見るようなドローンの景色は撮れなかった(;´・ω・)
でもこれはこれで集落全体が撮れて良かったです!
こう見ると本当に日本ぽくないというか、私にとっては目新しい景色でした。
小さな日本の集落の中心に崎津教会が建っているなんて。
世界遺産に選ばれるのも納得です。
- 住所:天草市天草町大江1782
- 問い合わせ電話番号:0969-78-6000(﨑津集落ガイダンスセンター)
- 開館時間:9:00~17:00
- 駐車場:教会内にはないので、近隣の観光駐車場を利用しましょう。
- HP: 天草宝島観光協会
まとめ:場所を絞って効率的に世界遺産を巡ろう
今回の旅では、世界文化遺産に登録された「長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡りました。
長崎の大浦天主堂で潜伏キリシタンの歴史をしっかり学べば、歴史を感じながら各文化遺産を見れます。
私たちは旅をしながら、日本なのに異国間を感じる風景に感動し、まだまだ日本には隠された魅力があることを肌で感じました。
今回は長崎市と天草の崎津集落だけでしたが、他にも天草島原地方には潜伏キリシタン文化を学べるスポットが沢山あります。もし時間があれば島原まで足を運んでみることをおすすめします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
よかったら他にも私たちの旅の記録を読んでもらえると嬉しいです♬