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【教員免許更新】元教員が子育てしながら放送大学で教員免許を更新してみた

Fickle Moonに足を運んでくださりありがとうございます。

この記事は、0歳の息子(2021.5月現在)を育てる元高校教師の主婦が

どのように教員免許を更新したのかを載せています。

・同じような境遇の方

・教員で産休育休中の方

・元教師だけど教員免許を更新したい方

の手助けになれば幸いです!

実際、子育てをしながら教員免許を更新するのは楽ではなかった。

でも!

教師の経験がありながら免許が失効してしまうのはもったいない!

子育てが落ち着いてから講師など働くことを考えれば、

一時的にお金と時間はかかりますが更新して絶対損はありませんよ。

注意

教員で産休育休の方は免許更新期間の延長を申請できます。

詳しくは勤務先の管理職に問い合わせてください。

初めにざっと教員免許更新の流れを説明した後に、それぞれの詳細を書きました。

記事の目次から確認したい場所にぴょんっと飛んでくださいね。

そもそも元教師は教員免許更新できるの?

元教師は教員免許を更新できます。

しかし大学で教員免許を取得した後、一度も教師の経験がないと教員免許講習を受ける資格がありません。

教員免許を更新する場合、どこに申請するのか?

×取得した都道府県教育委員会

住んでいる都道府県教育委員会

現職員の方は勤務校を通じて勤務地の都道府県教育委員会に申請します。

元教員が教員免許を更新する際の流れ

元教員が教員免許を更新する手順は次の通りです。

1. 更新期間の確認(10月初旬~1月初旬)

まずは自分がいつ更新しなければならないのかを確認しましょう。

2. 大学へ教員免許更新講習を申し込む(10月初旬~1月初旬)

申込には色々と書類が必要になります。

受講する大学が決まったら、早めに申し込みを始めましょう。

3. 教員免許更新講習を受講する(2月初旬~2月中旬)

子育てをしながら講習を受けるのは大変ですが、私が受講した放送大学は全て自宅で受講できました。

4. 試験を受験する(3月初旬~3月中旬)

5. 教育委員会へ教員免許更新を申請する(5月下旬~)

講習を受けて終わりではありません!教育委員会へ申請するのを忘れずに。

更新期間の確認はどうやってするの?

文部科学省のホームページで更新期間確認ツールを配布しています。

文科省ホームページはこちら→更新期間確認ツール

Excelファイルが使えるパソコンを使用してくださいね。

パソコンを購入しなくてもレンタルが便利ですよ!

私はよくモノカリを利用して購入するか決めたりしてます。

パソコンが一時的に必要なら買うよりレンタルのがお得です!

大学へ教員免許更新講習を申し込む(10月初旬~1月初旬)

私は放送大学で教員免許更新講習を受講しました。

理由は、

講習が自宅で受けられるだけでなく、

試験も自宅で受験できるからです!

※新型コロナウイルスの影響で自宅受験が可能でした。
現在の試験方法は放送大学ホームページで確認してください。

講習や試験に行くには子どもを誰かに預かってもらわなければなりませんが、

放送大学ならその苦労もありません!

もちろん、子育ての合間を縫って講習や試験を受けなければならないのですが、

交通費や時間を考えればとってもお得!

放送大学は、夏と冬の2回教員免許講習を開講しています。

私が受講したのは冬期教員免許更新講習です。

1. インターネット申込み(作業時間15分)

まずは、放送大学の専用ホームページからインターネット申込みをします。

インターネット申込

ホームページ:放送大学教員免許更新講習案内

申込期間:10月半ば~1か月程度

申込内容:氏名、住所など基本情報+受講科目

ネット申し込みにはメールアドレスが必要です。

パソコンから見られるメールデバイスを利用し、アドレスを取得しましょう。

受講科目については放送大学のホームページに詳しい説明があるので参考にしてください。

2. 受講対象証明書を放送大学へ送る(作業時間: 1週間程度)

放送大学からネット申込完了のメールが届いたら、

次は「受講対象証明書」を用意します。

自分が教員免許更新講習を受ける資格があると証明する書類です。

現教師で産休・育休の方は現在の職場に、

元教師の方は勤務していた自治体の教育委員会に証明してもらいます。

この記事では後者の作業手順を紹介します。

私は千葉県で勤務していたので、千葉県教育委員会から証明書をもらいました。

①千葉県教育委員会HPから更新講習受講対象証明願をダウンロードし、印刷&記入

千葉県教育委員会のHP→更新講習受講対象証明願について

・心配だったので、教育委員会へ電話して送付書類を確認しました。

・証明写真は機械で撮りました。白ブラウスにダークグレーのジャケット。

・返送用封筒も忘れずに。

 

②更新講習受講対象証明願と受講対象証明書を千葉県教育委員会へ送付

・お金かかるけど速達で送りました。

③返送されてきた受講対象証明書を放送大学へ送付

・受講対象証明書のコピーを返送されたので、写真は貼りなおしました。

④受講料支払い

受講料の支払いは12月終わりからスタートします。

放送大学から

受講登録決定通知書 兼 講習料払込取扱票

が届きます。

1月半ばまでに受講料を支払います

支払い後、放送大学から入金確認メールが届きました。

毎回こまめにメールをくれるのが良いですね!

教員免許更新講習受講期間(2月初旬~2月中旬)

10月半ばに始まった申込からようやく講習受講となるのは2月!

長いですよね・・・・

だ・け・ど!

講習期間は短い!20日程度で動画を見まくって受講しなければなりません。

子育てをしながら動画を全て見るのはムリ!と思ったので以下の方法で乗り切りました。

①動画は全て見ず、最後に流れるキーワードをメモして登録

1動画20分以上、各科目8動画以上あるのできちんと見るのは諦めました。

動画の最後に流れる数字のキーワードを講習生ページに登録しなければならないので、動画を最後までスキップ。

(良い子はマネしないでね!)

付箋にキーワードをメモして、講習生ページのキーワードを登録しました。

ちなみに、この作業をしていたのは息子が夜寝てから。大体21:00以降。

当時お昼寝時間が安定していなかったので、ちゃんと時間がとれる夜に作業しました。

大体1日に1科目のキーワードを入力して

やる気のない日もあったりしたので1週間程度で全て受講しました。

(受講したことにしました。)

②試験のためにテキストは全て印刷する(作業時間20分)

こんなテキトーに動画を観ては試験に合格できません(笑)

なのでテキストと参考資料は全て印刷しました。

教員免許更新講習試験期間(3月初旬~3月中旬)

講習が終了し、試験の答案用紙が3月初旬に送付されます。

①試験を受ける

試験期間中は何度も問題を見られるので、じっくり解答を考える時間があります。

ただし、動画、テキスト、資料は見られなくなっているので、試験期間前にテキストは印刷しておきましょう。

ぶっちゃけ、選択肢の内容を見れば動画やテキストを見なくても解ける問題は沢山ありました(;^_^A

1日(1時間程度)で全科目の問題を解き、3日ほどかけて見直しと送付書類を用意しました。

②解答用紙を提出する

専用封筒に提出書類を全て入れて郵便局から郵送しました。

教員免許更新を申請する(5月下旬~)

試験の結果は、5月終わりに届きます。

 

結果は無事、合格!

 

しかし、これで教員免許が更新されたわけではありません。

最初に申し上げた通り、教員免許の更新を現在住んでいる自治体教育委員会へ申請します。

①申請方法を確認する

私は現在千葉県に住んでいるので、千葉県教育委員会のホームページで確認しました。

更新に必要な書類は次の通りでした。

更新申請に必要なもの

・申請書

・申請手数料

・更新講習修了証明書

・免許状を所持していることを証する書類

・戸籍抄本(元の教員免許と氏名が異なる場合必要)

・返信用封筒

②教育委員会への提出書類を用意する

①で確認した提出書類のうち、元教員が注意しなければならないのが、

・免許状を所持していることを証する書類

です。

教員として勤務していれば、教員免許状のコピーに管理職から証明する趣旨を書いてもらえばOKですが、

元教員の立場だと「授与証明書(原本)が必要です。

授与証明書の貰い方

授与証明書は教員免許状を発行した自治体の都道府県に申請します。

私の教員免許状の発行は東京都教育委員会。

東京都教育委員会から授与証明書を貰う方法は以下のページを参考にしました。

東京都教育委員会ホームページ「教育職員免許状授与証明書の申請」

私は電子申請で申込み、申し込み後1週間程度で授与証明書が届きました。

意外と手間がかかった申請

講習が終わってほっとしていたのに、最後の申請がこんなに面倒だとは思っていませんでした(-_-;)

試験結果が届く前に申請方法は確認しておくべきですね!

こうして6月初旬に申請を終えたのですが、まだ結果がどうなったのか教育委員会から連絡がありません。

届き次第またブログを更新しますね。

教員免許更新にかかった費用

ここまで教員免許更新の流れを説明しました。

果たしていくらかかったのかも見てみましょう。

合計 36,538円

郵送費 1,624円

県教委へ2回(120円×2、簡易書留320円、返信用92円×2)

放送大学へ2回(120円×2、簡易書留320円×2)

講習料   30,000円

書類申請費用

都教委1,174円

戸籍抄本440円

更新手数料 3,300円

もし、講習や試験のために電車で通ったとしたら、交通費がプラスしてかかっていました。

そうなると講習料の他に1万円以上かかる!!!

そりゃ子育てしながら教員免許更新なんて無理だし、

こんなにお金がかかるのでは更新したくなくなりますよね…

更新制度、なくなればいいのになぁ。

元教員でも教員免許は更新しよう!

元教員で子育て真っただ中の私がどうやって教員免許を更新したかお伝えしました。

子育て中で更新しようか迷っている方、

自宅でほとんどできる教員免許更新講習、受けてみてください。

本ブログでは子育てに役立つ記事も沢山紹介しています。

ぜひ見ていってくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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