みなさんこんにちは!うさんちゅです。
昨日、30歳の誕生日を迎えました!!!!
20代が終わっちゃった~と思うと何だか寂しいです・・・
色んなことを経験した20代。
振り返ってみると、自分の生き方に迷ったときに沢山の本に助けられてきました。
今日はその中でも私が何度も読み返し、今こうして時間や場所に左右されず自由に生きられるようになるヒントをくれた本を5冊紹介します。
自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと
大切なものを見失いわないためには「捨てる」
20代は捨て。
今後の自分にプラスにならないと思ったものは、潔く捨てればいい。
捨てれば捨てるほど、視界と思考からノイズが取り除かれ、
本当にやりたいことが明らかになるからだ。
この本は、働き始めて2、3年経った頃に本屋で手に取りました。
働き始めてがむしゃらに先輩から学び朝から晩まで仕事のことだけやっていた時
このままでいいのか、ふと不安になった時がありました。
学生時代に持った沢山の「やりたいこと」ができないまま、
やみくもに目の前の仕事を片付けていく毎日。
何か変えたい。そう思ったんです。
20代は社会に出て、たくさんの「新しいもの」に出会いますよね。
価値観、人間関係、知識、モノ、経験
でもだんだん持っているものが重たくなって疲れてくる。
大切なものって何だったっけ?
この本は、そんな時何を捨てればいいか教えてくれます。
- 物とお金💰
- ワークスタイル
- メンテナンス
- 人間関係
- ライフスタイル
この5つの章に分かれて何を捨てるべきか、簡潔にわかりやすく教えてくれる。
私が何度も読み直したのは「ワークスタイル」。
本のとおりに実行するのはなかなか難しかったけど、「不得意な仕事を捨てる」の項目を読んで心がけていました。
何でも自分で仕事をやりたがってたけど、誰かに「任せる」ようになったのはこの本を読んだから。
思考の整理学
学校教育の批判から始まる目が覚める一冊
学校はグライダー人間の訓練所である。
学校では、ひっぱられるままに、どこへでもついて行く従順さが尊重される。
ただ、悲しいかな。自力で飛ぶことはできない。
グライダー専業で安心していられないのは、コンピュータという優秀なグライダー能力のもち主があらわれたからである。
自分で翔べない人間はコンピュータに仕事を奪われる。
驚くのがこの本が書かれたのが私も生まれる前の1986年。まだ昭和です。
その時から著者の外山教授は、学校教育の危機に触れていました。
タイトルにあるように、この本はアイディアや思考をいかに生き生きさせるか
そのためにはどんな行動をすればいいのかが書いてあります。
例えば、
・早起き
・つんどく
・情報の整理の仕方(ノートの取り方など)
・アウトプット方法
などなど。
私は自分でもここに書いてある方法を実践しましたが、教員になったとき生徒にも実践させたい!と思い、
授業の中で使えるものは使っていました。
嫌われる勇気
人の目を気にしすぎるのをやめた
いまのあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからなのです。
この本はいろんな方がオススメしていますよね。
でもamazonのレビューを見ると賛否両論分かれていて、きっと読む人にとっては合う合わないあるのかと。
私は、友達に勧められて読みました。
人の目を気にしすぎて、いつも不安になってしまう、という人
SNSでいいねの数ばかり気にして一喜一憂してしまう人
そんな人は読んだら学べることがあると思う。
私は小さい頃から一家の長女として妹弟たちの面倒を見ていたけど褒められたことが一度もなくて。
今となってはそれは両親が忙しすぎたから、と納得しているけど
とにかく自分に自信がなかった。
学校ではいわゆる「優等生」をやってたし、誰かのために何か出来ることが素直にうれしかった。
でも、時々疲れちゃってたんです。
この本は
- あなたを嫌うかどうかはあなたの問題ではなく他人の問題である
- あなたにはどうすることも出来ない。他人に自分の評価を変えるよう働きかけるのは間違ったアプローチ
- 他人に嫌われないようにしようなんて無駄な事は辞めなさい
そんなメッセージをアドラー心理学を根拠に物語形式で書かれており、とっても読みやすいです。
スタンフォードの自分を変える教室
胡散臭いと思った「意志力」は本当に行動を変えた
自己コントロールとは、そのような自分自身のさまざまな一面を理解できるようになることであり、 まったくちがう人間に生まれ変わることではありません。 自分のなかでせめぎ合う様々な事故を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。
ダイエットが続かない、勉強が続かない、何かしようと思っても
意志が弱くて続かない。
そう思っている人のための本。
本にある「意志力」という言葉を見て最初は「これ、根拠あるのかな?」と思いながら読んでいました。
しかし、本の中ではどのように自分の衝動を抑えるのか、なぜやろうと思ってできないのか、
それぞれの理由を実験・立証を使って説明してくれます。
面白かったのが、
「もうひとりの自分に名前をつける」
という認識方法。
例えば、
①twitterばかり見てる時間が長い自分を「ついついツイッター」と名前を付ける。
②ついついツイッターになりかけた時、そんな自分を認識し、本来なりたい自分を呼び覚ます
とか。
自分を変えたいと思っている人はオススメの本です。
気になったところだけ読むといいと思います。全部読もうと思うと結構な量なので(笑)
嫌な女
タイトルからは想像できない「人生観」を考えさせられる1冊
最後の1冊は小説から。
あらすじ「嫌な女」の夏子は男性に愛されるルックスと性格から周囲の男性を対象にほとんど詐欺まがいの行為を繰り返していく。一方、夏子の遠縁に当たる女性弁護士・徹子は、夏子の引き起こしたトラブルの尻拭いを数十年にわたって何度も引き受ける。性格も生き方も何もかも対照的な二人、最初は夏子の行為がまったく理解できず共感もできずにいた徹子が、年月と彼女からの依頼の処理を重ねるにつれて徐々に夏子の引き起こすトラブルから多くを学び、人生とは何かを考える。
2人の女性夏子と徹子はお互いを「嫌な女」と思いながらも、年齢を重ねるにつれて生まれた絆や一緒に経験したこと、人間関係から「感謝」で終わる関係に。徹子は孤独感を抱えながら生きていたけれども、夏子との人生を振り返りながら生きるとは何かを語ります。それがなぜか泣けるんですよね。
20代って先の人生がどんなものかなんてわからないじゃないですか。
小説の良いところは、自分にないものを主人公や登場人物が持っていて、その人生を本を読み進めながら体験できるところだと思うんです。
この本は夏子と徹子が70代になるまで物語が続くので、先が早く読みたくて物語にどっぷりつかってしまいました。
自己啓発本も学べることはたくさんあるけど、小説を読んで色んな登場人物の経験から
「自分はこんな生き方はいいな・やだな」
「こんな価値観もあるのか」
と想像の世界に浸りながら考えるのも大切だと思います。
20代はあっという間に過ぎる
ということで、私のバイブル5冊を紹介しました。
20代は何もしなくてもとにかく色んな新しいものが自分に飛び込んでくる期間。
自分で選んで行動する時間というのは限られていると思う。
その限られた時間の中で、読書は本があればスキマ時間で読めるし得るものが沢山。
忙しいから、と言い訳するのは簡単。
まずは月1冊から仕事用のバッグにお気に入りの本を入れて
自由になるための人生に向けて歩き出してみませんか?